Japanese

English page

都市の健全な水循環の再生の必要性が求めらてから随分経ちますが、まだ、実現されていません。特に東京を見ると西部の浄水場で取水、東京湾や大きな河川沿いにある処理場から排水され、その間にある都市河川は枯渇しています。目黒川のように処理水を水源として利用しているものもありますが、流量が不足しているため生物にとって良好な環境が再生されているとは言いがたい。処理場を内陸に分散し、より多くの処理水を様々な河川の水源として利用することが、健全な水循環の再生に欠かせなく、そして東京湾への流入負荷の軽減につながると思います。

データ: 国土交通省・基板地図情報

東_京2020トライアスロン会場の水質問題の解決策 東京湾全体では、富栄養化による赤潮・青潮の発生が水質問題として認識されていますが、湾奥では、雨天時に処理しきれずに水再生センターから放流される下水が水質問題の主な原因と思われます。お台場海浜公園に影響しそうな芝浦水再生センターと三河島水再生センターの放流水の対策がトライアスロン会場の水質問題の解決に求められます。 お台場の水質問題の最大の原因と思われる芝浦水再生センターの放流水について、周辺の運河の5つの水門(古川水門、日の出水門、高浜水門、天王洲水門、目黒川水門)の開閉を制御して、潮位差を利用することで芝浦水再生センターからの放流水ができるだけお台場に行かないようにすることを提案します。 芝浦水再生センターの周辺で、常に、南向の水の流れが生み出され、より北側では、水生植物の植生などをすれば生活環境の大幅な改善が期待できます。また、この制御によって、水再生センターから放流された水が古川や目黒川に遡ることを少なくできます。 きれいな東京湾は多くの人々の願いです。2020年のオリンピックのレガシーとして、青く澄んだ東京湾を取り戻し、水の都を復活させましょう! 提言 1. 潮汐を利用して、東京湾奥の淀んだ運河に水の流れを作る 2. 直接エアレーションするなど、運河の水質や底質を改善する 3. 処理場を分散し、上流から流域全体で処理水を農作物や植生などに有効利用する 4.倉庫に使用されている土地を干潟や砂浜にする %e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%892