27 Nov 2016, Sun 江戸前干潟研究学校@行徳鳥獣保護区

Tidal Wetland Study @ Gyotoku Bird Observatory

今年最後の江戸前干潟学校に参加しました。天気は曇りで、心配していた雨にも降られず、風もなく、それほど寒くないです。ちょうど干潮の時間帯でした。

 

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塩分濃度が違う5箇所に仕掛けてある網を引き上げます。何が入っているのか??

 

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マハゼ!この時期、繁殖に成功したオスは沖の巣穴で餓死するまで子供を守るそうです。網に掛かるのはメス、または、あぶれたオスとのことです。

 

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カタクチイワシ!

 

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サンプル採集が終わって塩分測定、子供たちも興味しんしんです。

 

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皆んなで集計しました。

(今日のまとめ)
前回はニクハゼが沢山入ってたのですが、今回はシラタエビが大量に取れました。ニクハゼがあまり獲れなかった理由を聞くと「どこかに行ってしまったのでしょう」とのこと。科学の発達した世の中、何でも分かるような気がしているけど、海の中のことや生き物のことは分かっていないことの方が断然多く、自然に影響することを何か判断するときは、分からないことが多いという前提を忘れない必要があると思いました。江戸前干潟学校は来年は4月からまた開校されるとのことです。

江戸前干潟研究学校
○毎月1回開催予定(次回は2017年4月予定) 半日のみの参加OK
○雨天決行(台風等荒天中止)
○持物:長靴・軍手・筆記用具 帽子・タオル・飲料 昼食 雨具

○基本スケジュール(天候等により変更もあり)
10時観察舎玄関前集合 14時半頃解散(昼で退出可)
午前:保護区の池や水路で生き物探し、前日に仕掛けた網を回収し、かかっていた生物を採集
昼:休憩(観察舎前芝生)・昼食
午後:持ち帰った生き物調べとまとめ

各種問い合わせ:
行徳野鳥観察舎 047-397-9046
行徳野鳥観察舎友の会 tomonokai_suzugamo@ybb.ne.jp

Web:http://gyotokubird.wixsite.com/npofgbo
FB:https://www.facebook.com/npoFGBO
観察舎ブログ:http://suzugamo.seesaa.net/

 

ps: 保護区内では、色とりどりの実がなり、紅葉していました。カニも寒さで動きが遅く、秋を感じた一日でした。

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