9 Oct 2016, Sun 呑川
(12:00)くもり、少し暖かい感じです。予定が急に無くなったので、最近、蒲田から見える淀んでいる川が近所の呑川であることを知り(驚き!)、喫茶店でも探しに川沿いを歩いてみることにしました。都立大学駅を出発し、暫くは暗渠になっているので緑道を歩きます。
緑ヶ丘駅を過ぎ、暗渠の終わり、呑川は水が少ないので下水の高度処理水を引いてきて、こちらから放流しているとのことです。
絵に描いたような3面張り。暗渠になった川や3面張りの川をどうすれば憩いの場にできるのか、悩みながら歩いていたら…
JR線を過ぎた所に答えがありました!川の両側に植物のスペースがあります。川底がコンクリートでなく自然の状態に近いと見ていて安らぎます。場所によっては川底の状態が良く無いように見えるところもありました。
更に自然な川の流れに近づくように石が積まれています。柵の高さもこの辺りはちょうど良いです。
川に緑がある所ではコサギやマガモなど水鳥を何度も見かけました。
蒲田到着、この辺りの流れは淀んでいます。都会の川の河口に近い場所を自然豊かにする方法について、考えたいです。(15:00)
(今日のまとめ)
3面張り都市河川の一つの解決策を見た気がします。3面張りの川でも緑がある所では水鳥を多く見かけました。
呑川など昔からある川では水量が不足している一方、今後は、豪雨により合流式下水道に流れ込む雨水の増加が予測されています。東京都では「合流式下水道の改善」として貯留施設の整備に取り組んでいます。でも、そもそも雨水と下水を混ざらないようにして、もっと自然の水の流れを活かす方が良いと思いました。
今日は、観察するつもりはなく喫茶店を探しに散歩に出たのですが、思わぬ発見がありました。結局、喫茶店は蒲田まで見かけませんでした…
見かけた生き物:
・コサギ、マガモ、セキレイ
・モンキチョウ、シジミチョウ